【スキル】Linuxのインストール
前回から引き続き、今回はLinuxのインストールをしていきます。
準備するもの
- インストールするパソコン
- 起動用USBメモリー
今回のポイント
- BIOS(バイオス)もしくはBIOS画面、UEFIの起動と作業
- パソコンの電源を入れた際に最初に動作する制御プログラムのことで、パソコンの基板(マザーボード)に内蔵されており、OS(Windowsなど)が起動する前に、キーボード、マウス、CPU、ディスクドライブなどのハードウェアを制御・管理する役割を担います 。ハードウェアの診断、OSの起動の設定、入出力の制御を主に変更できます。
- パソコンは電源を入れた後、BIOS→OSの順番で起動していて、通常は電源を入れた場合、BIOS→WindowsOSという順番で起動します。
- このままではLinuxのOSをインストールできないので、BIOSを使ってOSを起動する順番を変更して、BIOS→Linuxの起動USBメモリー→WindowsOSの順番に変更します。
- WindowsOSより先にLinuxの起動USBメモリーを起動させることで、Linuxのインストールを行うことができます。
- UEFIはBIOSを進化させたプログラムで現在ではUEFIが採用されています。
Linuxのインストール開始するまでの作業手順
- インストールするパソコンをシャットダウンした状態にする
- 起動用USBメモリーを1の状態のパソコンに挿す
- 2の状態で電源を入れ、すぐにF12のキーを押し、BIOSの設定画面を呼び出します
- 3の操作後、BIOS画面になれば成功ですが、失敗した場合はWindowsの画面になります
- BIOS画面になったら、起動する順番をUSBから起動するように変更します
- 設定を変更したら、保存して、再起動する
- Linuxのインストールプログラムが開始されます
Linuxのインストール
- Linuxのインストールが開始されたら言語設定をします
- 言語設定後、ユーザー設定、インストールするドライブ設定や、ネットワーク設定など基本設定を行います
- 基本設定後、インストールを開始します
- インストールが終了すれば、Linuxのインストール作業が終了します
失敗しやすいポイント
- BIOS/UEFI画面がなかなか開かない場合
- 最近のPCは起動が速すぎて、F12キーを叩くタイミングが難しいことがあります。その場合は、Windowsが起動している状態から以下の手順で確実に設定画面へ入れます。
- 手順: 「設定」→「システム」→「回復」→「PCの起動をカスタマイズする」の[今すぐ再起動]をクリック。その後、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→[UEFI ファームウェアの設定]を選択。
- USBメモリが認識されない・起動しない(セキュアブート)
- UEFIのセキュリティ機能である「セキュアブート(Secure Boot)」が有効になっていると、Linuxのインストールメディアを拒否してWindowsが起動してしまうことがあります。
- 対策: BIOS/UEFI設定画面の「Security」や「Boot」タブにある「Secure Boot」を一時的に [Disabled](無効) に設定してみてください。
- 注: 最近の主要なLinux(UbuntuやFedoraなど)は有効なままでも起動できますが、軽量Linuxなどでは無効化が必要な場合があります。
- インストール先のドライブ選択(重要!)
- 手順4の「ドライブ設定」が最も慎重に行うべき工程です。
- Windowsを残す場合: 「Windows Boot Manager と並べてインストール」を選択します。
- Linux専用にする場合: 「ディスクを消去してインストール」を選びますが、中のデータはすべて消えるので注意してください。
- 手順4の「ドライブ設定」が最も慎重に行うべき工程です。
- 2026年現在の推奨事項
- 最新のPC(特にNVMe SSD搭載機)では、BIOS設定の「SATA Mode」が「RAID」になっているとLinuxからドライブが見えないことがあります。その場合は [AHCI] モードに変更する必要があります。
最後に
今回でLinuxのインストール作業が終了しました。
次回からは設定を行なっていきます
