Excel関数入力はベタ打ちが正解?元社内SEが教える爆速ショートカット術

マウスとキーボードの往復、卒業しませんか?

Excel作業の時短を左右するのは、実は「関数の入力方法」そのものです。

大量のデータを捌くプロが実践しているのは、「思考を1秒も止めないベタ打ち(直接入力)術」

「関数入力がいちいちもどかしい……」
「マウスで [関数の挿入(fx)] ボタンを探す時間がもったいない」

そう感じたら、脱・初心者のサインです。
直接入力(ベタ打ち)をマスターすれば、思考を妨げられることなく、まるで会話をするようにスムーズに関数を操れるようになります。

今回は、現場の研修では「難しすぎる」とあえて伏せていた、元社内SE直伝の爆速ルーティンを公開します。

※基本を再確認したい方は……
ミスのない入力をじっくりマスターしたい方は、別記事の【初心者編:ミスを防ぐfxボタン活用術】を先にご覧ください。

まずは基本:オートコンプリートで「綴りミス」をゼロにする

「ベタ打ちは全ての綴りを暗記すること」だと思っていませんか?
「数式オートコンプリート」 を使いこなすのが第一歩です。

  • 効率的な入力手順
    1. セルに半角で = を打ち、関数の頭文字(例:V)を打つ。
    2. 候補リストから矢印キーで関数(例:VLOOKUP)を選ぶ。
    3. [Tab]キー を押す。
  • 結果: これだけで =VLOOKUP( までが自動入力され、スペルミスが防げます。

【元社内SEの秘蔵技】IME切り替えを捨てる「=すm」+ [F10]

「全角モードだった!」と気づいて打ち直す時間は、積み重なると大きなロスです。

爆速の裏技:全角のまま「=すm」と打ち、[F10] を叩く

日本語入力(全角)のまま打ち始めても、止まる必要はありません。

  • 手順: 全角のまま =すm まで打ち、すかさず [F10]キー を叩く。
  • 結果: 一瞬で半角の =sum に変換されます。
  • 仕上げ: そのまま [Tab]キー を押せば、数式オートコンプリートが働き、一気に =SUM( まで確定します。

ここがポイント!

今回は SUM 関数で紹介しましたが、VLOOKUP なら =vl 、 IF なら =いf くらいで [F10] を押せばOK。

IME(日本語入力)の切り替えという「小さなストレス」を根こそぎ捨てるこの手法は、実務に即した元社内SE直伝の独自時短テクニックです。

範囲選択の使い分け:Shift か、Ctrl + Shift か

ベタ打ち中の範囲選択は、Microsoft サポートのショートカット一覧 を状況で使い分けます。

  • [Shift] + [矢印]: 数行〜数十行の「微調整」に。行き過ぎを防ぎます。
  • [Ctrl] + [Shift] + [矢印]: 1,000行超えの巨大データを一瞬で「ワープ」選択します。
  • プロの技: ワープした後に [Ctrl] だけ離し、[Shift] + [↑] で1行戻して合計欄などを除外するのが最速です。

範囲選択は「マウス」を解禁してハイブリッドに

全部をキーボードでやろうとして遅くなるのは本末転倒です。

  • マウスを使う場面: 離れたセルを Ctrl を押しながら選ぶ時や、巨大な表を直感的に囲む時。
  • 黄金のリズム: 「書くのはキーボード、指すのはマウス」。この割り切りが、最も疲れず、最も速い結論です。

修正も爆速。 [F2] キーで「数式を解剖」する

修正でマウスを握るのはプロ失格です。

  • 効率化のコツ: セルを選んで [F2]キー をポン。
  • 結果: セルが編集モードになり、参照範囲がシート上で色付きの枠として浮き上がります。
  • メリット: 数式バーを見に行かず、セルの上で完結させることで視線の移動をカットできます。

まとめ:補助輪を外して、爆速のステージへ

理想は、関数の挿入(fx) という名の補助輪を卒業し、キーボードでExcelと対話すること。関数を直接入力することで関数挿入ボタンであれこれ悩む時間を削除して、思考を止められることはありません。

まずは明日、一番よく使う関数から「マウスを置く」練習を始めてみませんか?


Excelについての記事を投稿していますので、よろしければこちらもご確認ください。

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