【スキル・appleの純正メモ】Appleデバイスの純正メモアプリ

iPhoneやiPadのメモアプリとは？

「メモ」アプリはiPhoneやiPadなどのApple純正のアプリです。

メモを取る以外にもスキャンやPDF変換、表の作成など高性能な機能があり、クラウドと連携するとデバイスに依存せずに使用でき、活躍シーンが広がります。

メモ内にリンクを貼ったり、連携可能なアプリを利用して情報をメモに取り込んだり、情報共有も簡単にできます。

タグ付けしてメモの抽出やフォルダ管理も優れているので、情報整理も簡単にできます。

メモアプリの記載をすると機能が豊富のため長くなるので、今回はメモの編集関係に絞ってご紹介します。

iPhoneやiPadのメモアプリの特徴

メモアプリはiPhoneやiPadのApple純正アプリで初期からインストールされています。

iCloudと連携させると、iPhone、iPad、MacなどのApple製品で共有することができます。

iCloud.comからでもメモアプリの編集ができるので、Windowsでも使用することができます。

メモへの入力はデバイスの入力方式によりますが、Apple Pencilやスタイラスペン対応のデバイスの場合、Apple Pencilやスタイラスペンでの手書きが可能です。

LINEなどのアプリを利用すると他の人にメモを送付でき、Safariで閲覧したページのリンクを貼れるので、情報収集や情報共有が簡単です。

iPhoneやiPadのメモアプリの使い方

メモアプリでできることをまとめます。

メモアプリの編集機能

メモの作成方法

メモの作成方法です。

• メモアプリを起動します
• ファイルは新規作成ボタンを押して作成します
• 新規作成後、フリック入力などデバイスによるメモの入力ができる
  • 外部キーボードで入力可能
• メモの一行目が自動でファイル名に設定されます

Apple Pencilやスタイラスペンについて

• Apple Pencil・スタイラスペン対応のデバイスなら、Apple Pencilやスタイラスペンで手書きメモが可能です
• メモアプリが表示されたら、デバイスに直接書き込みます。
  • 手書きメモは書式設定はできませんので、ご注意ください

段落単位や文章単位の書式設定

メモアプリは段落単位でタイトル・見出しなどの段落単位設定と文字単位で書式設定ができます。

• 文字単位の書式設定は該当文字を範囲選択します
• 段落単位の書式設定は該当の文章をどこでも良いので選択 画面上部に「あぁ」の表記があり、タッチすると上記の画像のメニューが表示します
• 設定したい書式のボタンを押します
• 段落単位の書式設定の場合は該当の文章のどこかを選択します

 タイトル、見出し、小見出し、本文、等幅のスタイル設定ボタン

「タイトル　見出し　小見出し　本文　等幅」はそれぞれ内容に沿った段落単位の書式設定ボタン

• タイトルは文書のタイトル
• 見出し>小見出し>本文について
  • 見出し>小見出し>本文で階層があります。
  • セクションごとに折りたたみ設定をすることで各文書を格納できます。
•  等幅は両端まで強調設定の設定がはいります

「B、I、U、S」の文字設定ボタン

「B、I、U、S」の文字単位の書式設定ボタン

• Bは太字　BOLD
• Iは斜体　ITALIC
• Uは下線　UNDER LINE
• Sは取消線　Strikethrough
• 組み合わせて設定可能ですが斜体のみ半角英語しか使えません
• サンプルとsample

鉛筆マークと色付きの丸の設定ボタン

「鉛筆のボタンと色つきの丸のボタン」は色つきマーカの文字単位の書式設定ボタン

• 色付きの丸で色を選択します
• 色付きのマーカーをつける
• 鉛筆で範囲選択した部分の色を塗ります

•付き、-付き、番号付き三本線の箇条書き設定ボタン

箇条書きの段落単位の書式設定ボタン

• •、-、番号の選択した文書の頭の文字が自動的に表示します

四本線と左右の矢印のインデントボタン

インデントの段落単位の書式設定ボタン

• 段落毎に文章の左にスペースを空ける
• 箇条書き設定と組み合わせで箇条書きの記号や番号が自動的に変わったり、番号は連番に変更する

縦線と四角のセクションの折りたたみボタン

セクションの折りたたみの段落単位の書式設定ボタン

• セクションは見出し>小見出し>本文で設定した内容に従って文書が格納できます
• 見出しと小見出しを設定した段落の先頭に記号が入ります
• 記号をタップすると文章が折りたたまれたり、展開します
• 折り畳まれる範囲は、見出しは次の見出しで、小見出しは次の小見出しまでの文章が格納される。

書式設定について 

書式設定を行った文字の直後に文字を入力したり、段落を改行した場合、直前の書式設定をそのまま引き継ぎます。

文字単位の書式設定後、段落単位の書式設定をすると文字単位の書式設定はクリアされます。

この特性を覚えておくと、書式設定の仕組みが分かるので、書式設定の作業が簡単にできるようになります。

 チェックリストの作成機能

• 箇条書きと似てますが、チェックリストは作成後、箇条書き部分にタップしてチェックできます。
• チェックリストを作成したい箇所をタップして、カーソルを出します。
• チェックリストのボタンをタップします。
• チェックリストの記号の白丸を表示します。

表の挿入機能

• 「メモ」アプリでは表作成ができ、情報を視覚的にわかりやすくできます。
• 表を作成したい箇所をタップして、カーソルを出します。
• 表のボタンをタップします。
• 表が作成されるので、表の中をタップして、文字を入力します。
• 列数・行数が足りない場合、下記の図の箇所をタップして、必要分の列と行を追加します。

画像・録音・動画の取り込み・オーディオの録音・ファイルの添付

• 「メモ」アプリには画像、録音、動画の取り込みとボイスメモを録音、そのほかの添付ファイルを取り込むことができます。
• 添付ファイル関係のクリップのボタンをタップします。
• メニューが表示されるので、取り込みたいファイルの種類をタップします。
• 操作しているデバイスに保存されているデータを選択します。
• 対象のデータを取り込むことができます。
• 下記の項目は上記と違う動きをするのでご注意ください。
  • 「ファイルを添付」は対象のデバイスに保存されているデータではなく、iCloudに保存されているデータが対象です。
  • 「オーディオを録音」はボイスメモを録音することができます。
  • 「書類をスキャン」はカメラアプリが起動して、撮影対象をメモに取り込むことができます。
  • 「テキストをスキャン」はカメラアプリが起動して、撮影対象をOCRして、文字データとしてメモに取り込むことができます。

ハッシュタグ

• 「メモ」アプリのハッシュタグ機能はメモファイルの中にキーワードを設定して、メモを抽出する機能です。
• メモを取っていくと、かなりの数のメモファイルを作成されます。
• 時間が経つとその中から必要なデータを探すのが難しくなります。
• メモを作成する際にハッシュタグを設定しておくと、必要なデータを探すときにキーワードを元に必要なデータを探しやすくなります。
• ハッシュタグの設定方法・使い方
  • 「# 〇〇キーワード○○」という形で半角の記号とキーワードを入力する
  • キーワードの入力が成功したら、文字が黄色になります。
  • 例）#メモアプリなど
  • フォルダ項目の一番下にタグの項目があるので、設定したタグをタップすると選択されたタグが設定されているファイルが抽出される

管理人のメモアプリの使い方

• メモアプリはアナログで書ける電子メモパッドと組み合わせて使っています。

  • 電話のメモや口頭での依頼ごとは電子メモパッドで書いてます。

  • 内容を残すときはiPhoneで電子メモパッドを写真でメモアプリに取り込んでいます。

  • 会議や打ち合わせなどで長時間かかるときはiPadをノート代わりに記載しています。

• 主に仕事の忘備録やブログの原稿作成、打ち合わせのノート、情報収集などで使用しています。

  • 画像データの取り込みや書類のスキャンでメモアプリに取り込めるので、メモ書きした物を取り込んだり、打ち合わせなどや原稿を書くときに必要なファイルを一緒にして設置しています。

  • ホームページのリンクもメモと一緒に保存でき、リンクからホームページに移動もできるので、情報を探し直すことが減リました。

• 違うデバイスでもiCloudの同じユーザーIDを設定しておけば、データが共有できるので、場所に制限されることがなくなりました。

  • 出先でiPhoneで大まかな編集して、自宅に戻ってからiPadやパソコンで細かい編集しています。

• Apple pencil対応のデバイスなら、手書きもでき、お客さまとの打ち合わせや会議の議事録の作成などにも非常に便利です。

  • どうしても乱筆になるため、あとで清書してキーボードで打ち直しています。

まとめ

今回はApple純正のメモアプリを使い方をまとめてみました。

管理人も「メモ」アプリを1年弱使用していますが、もっと前から利用しておけば良かったと思うほど便利なアプリです。

iPhoneやiPadを使ってる人はとても便利なアプリなのでぜひ活用してみてください。