今日もお疲れ様です。
前回は、組織の中でサポート役を担っている方々について、ブログ記事にまとめました。
縁の下の力持ちとして組織を支える人の大切さについて、私なりの考えを書いています。
まだご覧になっていない方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
👉 なぜ“支える人”は評価されにくいのか?組織を支えるサポート役の本当の価値

仕事をしていると、
- 「これがあれば楽なのに」
- 「なんでこんなに手間がかかるんだろう」
と感じる場面は意外と多いものです。
そんなときに、「無いから仕方ない」で終わるか、「無ければ作ればいい」と考えるかで、その後の仕事は大きく変わります。
今回は、私が社内SEとして仕事をする中で大切にしてきた「無ければ作る」という考え方についてお話しします。
「無ければ作る」という考え方
この考え方を意識するようになったきっかけは、以前ご紹介した漫画でした。
👉 【書評】悪役令嬢の怠惰なため息1巻|無いなら作るという考え方
もちろん、漫画のように何でも作れるわけではありません。
しかし、この考え方は仕事でも十分活かせると感じています。
社内SEとして働いていると、
- 「こんなツールが欲しい」
- 「こんな仕組みがあれば便利なのに」
と思うことは数え切れないほどありました。
ですが、会社には会社の優先順位があります。
私が欲しいと思っていても、他部署の大型案件やシステム更新などが優先されることも珍しくありませんでした。
だからこそ、「待つくらいなら、自分で作ろう。」とそんな考え方が、自然と身についていきました。
「作る」はプログラムだけではない
私にとって「作る」とは、プログラムを書くことだけではありません。
必要な物がなければ用意する。
例えば、キーボードの位置が合わなければキーボード台を準備するなど、作業しやすい環境を整えることもありました。
- 作業しやすい配置を考える。
- 便利なツールがなければ自分で作る。
仕事がやりやすくなる環境そのものを作ることも、「作る」の一つだと考えています。
人を変えるより、流れを変える
仕事をしていると、「この人が変わってくれたら楽なのに」と思う場面もあります。
ですが、人を変えることは簡単ではありません。
それなら、人が変わらなくても済むように仕事の流れを変えた方が早いこともあります。
現場改善とは、人を変えることではなく、仕事の流れを少しでも楽にすること。
私はそう考えながら改善を続けてきました。
小さな改善でも積み重なる
例えば、ある業務ではマスターデータを更新するたびに、
- システムからExcelへ出力
- Excelで加工
- 再びシステムへ取り込む
という流れになっていました。
内容によっては30分以上、長いと1時間近くかかることもありました。
そこで、Excelから直接必要な形で取り込めるように改善したところ、作業時間は約10分ほどまで短縮できました。
たった一つの改善でも、毎日・毎月積み重なると大きな時間になります。
現場改善は、この小さな積み重ねが一番大切だと感じています。

全部作ればいいわけではない
もちろん、何でも作れば良いわけではありません。
作る時間の方が長くなるなら、そのままの方が良い場合もあります。
自動化しすぎると、かえって確認しづらくなることもあります。
だから私は、
- 「本当に効果があるか」
- 「現場が楽になるか」
を考えてから作るようにしていました。
改善することが目的ではなく、現場が働きやすくなることが目的だからです。
まずは小さく始める
最初から完璧な仕組みを作る必要はありません。
まずは一人が使いやすくなる程度でも十分です。
実際に使いながら改善し、
必要になれば少しずつ機能を追加していく。
その積み重ねの方が、結果として長く使われる仕組みになることが多くありました。
まとめ
私にとって「作る」とは、プログラムを書くことだけではありません。
必要な物を用意し、環境を整え、仕事の流れを少しでも楽にすること。
手段は違っても、目的は「現場が働きやすくなること」です。
その積み重ねが、より良い仕事につながると考えています。
「無いから仕方ない」で終わるのではなく、「無ければ作る」という選択肢を持つことで、仕事の見え方は少し変わるかもしれません。
次回は、システムトラブルや業務トラブルが発生したときに、私が実際に行っていた「状況の立て直し方」についてブログ記事にまとめました。
トラブル対応で大切なのは、慌てて動くことではなく、正しい順番で状況を整理することです。ぜひご覧ください。
👉 【元社内SE】トラブル対応で一番大切なのは「順番」|状況を立て直す仕事術
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