前回は、Logicool K855の交換対応を待つ間、代打として活躍してくれたエレコムのキーボードについてブログ記事にまとめました。
まだご覧になっていない方は、ぜひこちらもあわせてご覧ください。
👉 【実機レビュー】K855故障で選んだエレコムが「名作」だった。元社内SEが右Ctrlキーと「さらさら感」に惚れた理由

「A」のキーを1回しか押していないのに、「AA」と入力される。
あるいは、しっかり押したはずなのに文字が入力されない。
約2年間愛用してきたLogicool K855で、このような不具合が発生しました。
仕事で毎日使っているキーボードだからこそ、一日でも早く元の環境に戻したい。
そこで私は、原因を一つずつ切り分け、保証内容や購入履歴などを確認したうえでサポートセンターへ相談しました。
その結果、月曜日に問い合わせを行い、その場で新品交換が決定。金曜日には新しいK855が届きました。
今回は、不具合そのものよりも、交換対応をスムーズに進めるために私が準備したこと、そして実際に受けたサポート対応についてご紹介します。
※保証対応は製品の状態や購入状況などによって異なります。本記事は、私が実際に体験した一例です。
最初はパソコンの不具合かと思った
最初に違和感を覚えたのは、コピー&ペーストをしていた時でした。
「何か入力がおかしい。」
そんな小さな違和感から始まりました。
最初はパソコン側の問題を疑い、
- パソコンの再起動
- Bluetooth接続の確認
- 他のアプリでの入力確認
などを試しました。
しかし症状は改善しません。
さらに、別のパソコンやiPadへ接続しても同じ症状が発生しました。
ここで初めて、
「原因はパソコンではなく、キーボード本体にある」
と判断しました。
原因は「チャタリング」だった
症状を調べた結果、原因はチャタリングでした。
チャタリングとは、一度押したキーが二重入力されたり、逆に入力が遅れたり反応しなくなったりする現象です。
キー内部の接点が劣化することで発生する物理的な故障で、約2年間毎日使用していた私のK855も寿命を迎えたようでした。
原因が分かった時点で私が次に確認したのは、
**「修理できるか」ではなく、「保証期間内かどうか」**でした。
土日の間に準備を終わらせる
土日はサポートセンターがお休みだったので、その間、サポートへ連絡する前に、土日の間に以下を確認しました。
- 保証期間
- 購入履歴
- 領収書(PDF)
- シリアル番号
元社内SEとして仕事をしていた頃から意識していたのは、「担当者が判断しやすい状態を作ってから相談すること」です。
メーカーサポートでも同じでした。
必要な情報を整理しておけば、お互いに確認作業もスムーズになります。
もし何も準備せずに電話していたら、購入履歴を探したり、後日改めて確認したりと、交換までにもっと時間が掛かっていたと思います。
月曜日の電話で新品交換が決定
月曜日の朝、ロジクールのサポートセンターへ電話しました。
最初に伝えた内容は、
「故障していると思うのですが、Aと入力するとAAになったり、入力が遅れたりします。iPadでも試しましたが症状は変わりませんでした。こちらで試せることは一通り確認しています。」
というものでした。
症状だけではなく、
- 他の端末でも同じ症状が発生すること
- 自分でできる確認はすべて終えていること
までまとめて伝えました。
担当してくださった方は、とても丁寧で話しやすく、状況をすぐに理解してくださいました。
そして電話を続ける中で、その場で新品交換が決定しました。
率直な気持ちは、「助かった。」の一言でした。
電話は10~20分ほどで終了し、その後は案内メールに従って必要な手続きを進めるだけでした。
メールの内容も非常に分かりやすく、迷うことなく手続きを終えることができました。
異常発生から新品到着までのタイムライン
| 日程 | 状況・アクション | 私が行った準備 |
|---|---|---|
| 土曜日 | 異常発生・原因確認 | 他のPCやiPadでも確認し、本体の不具合と判断 |
| 日曜日 | 保証内容の確認 | 保証期間・領収書・シリアル番号を準備 |
| 月曜日 | サポートへ相談 | 症状と切り分け結果を伝え、その場で新品交換が決定 |
| 火〜木曜日 | 代打キーボードで作業継続 | 予備機で執筆や仕事を継続 |
| 金曜日 | 新品到着 | 元の作業環境へ復帰 |
土日の準備があったこと、そしてサポート担当者の迅速な判断によって、一度の電話で交換対応まで進めることができました。
【あわせて読みたい】
修理期間中、執筆や仕事を支えてくれた「代打キーボード」のレビューはこちらです。
👉【実機レビュー】K855が故障。元社内SEが「修理期間の相棒」にエレコムを選んだ理由。

サポート担当者を「味方」にする立ち回り
仕事でもそうですが、サポート担当者も限られた情報の中で判断しています。
だからこそ、「判断しやすい材料をこちらで準備する」ことが大切です。
① 感情ではなく事実を伝える
不具合への不満ではなく、
- どんな症状なのか
- いつ発生するのか
- 何を確認したのか
を整理して伝える方が、解決も早くなります。
② 切り分け結果を伝える
- 他の端末でも再現する
- 再起動済み
- 基本的な確認は実施済み
これだけでも担当者は状況を判断しやすくなります。
③ 保証関係を事前に確認する
- 購入履歴
- シリアル番号
- 領収書
これらを準備しておけば、確認もスムーズです。
⚠️ これだけはやってはいけない
| 項目 | やってはいけないこと | 正しい対応 |
|---|---|---|
| 自己修理 | 本体を分解・改造する | 保証期間中は絶対に分解しない |
| 購入ルート | 中古品や譲渡品で申請する | 正規販売店の購入履歴を用意する |
| 故障品 | 勝手に処分する | メーカーから返送・処分の案内があるまで保管する |
| 証拠 | 言葉だけで説明する | 必要なら不具合の動画も撮影しておく |
まとめ|「信頼できるメーカー」を選ぶことも大切
新品のK855が届いた時、最初に思ったのは「またK855が使える。」という安心感でした。
そしてもう一つ感じたのは、「ロジクールのサポートは本当に良かった。」ということです。
今回、「ロジクールのサポートは良いサポートだ。」と感じた理由は、新品交換になったからだけではありません。
こちらが事前に準備した内容をしっかり受け止めていただき、電話一本、約10~20分ほどで交換対応まで進めていただけました。
その後のメール案内も非常に分かりやすく、最後まで迷うことなく手続きを終えることができました。
もちろん、今回スムーズに進んだのは、担当者の迅速で丁寧な対応だけでなく、私自身も事前に切り分けや必要書類を準備していたことが大きかったと思います。
お互いに必要な情報が揃っていたからこそ、一度の電話で交換まで決めていただけたのではないかと感じています。
仕事道具は、いつか故障する日が来ます。
だからこそ、「信頼できる道具」を選ぶこと。
そして、「困った時に安心して相談できるメーカー」を選ぶこと。
その大切さを改めて実感した5日間でした。
最後になりますが、ロジクールのサポートセンターの皆さま、お忙しい中ご対応いただき、本当にありがとうございました。
今回の比較のきっかけになった記事はこちら
不具合が発生した当時の様子や、チャタリングと格闘しながら執筆していた様子をまとめています。
👉「疲れのせい」じゃなかった。愛用キーボードの故障から始まったガジェット漂流記
次回予告
次回は少し話題を変えて、プログラムを書く人なら一度は経験したことがあるかもしれない「コメントの重要性」についてまとめてみたいと思います。
「自分で書いたはずなのに、何をしているプログラムなのか分からない。」
そんな経験から、私がコメントを残すようになった理由や、改めてその大切さを実感した出来事をご紹介します。
👉 【元社内SE】「これ、何してるんや?」昔書いたプログラムが他人になる理由
関連記事
今回、ここまで早く復旧したかった理由は、このキーボードが私にとって単なる入力機器ではなく、毎日仕事を支えてくれる大切な道具だからです。
K855を2年間使い続けて感じた魅力や、実際の使用感については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
また、今まで使ってきたキーボードの遍歴についてもまとめていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
👉右Ctrlが消えて絶望…元社内SEが辿り着いた「最強のコンパクト」への道
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