社内SEがWordPress管理を「怖い・苦手」と感じる本当の理由と対策

サーバー構築はできても、ホームページ管理(WordPress)だけは別腹で苦手……。そんな悩みを抱える社内SEは意外と多いものです。
このブログサーバー自体は自分で構築して少しは克服できたと思いますが、同じIT分野なのに、なぜホームページ管理だけはこうも「別物」なのでしょうか。
社内SEといえば、PCのキッティングからネットワーク構築までこなす万能選手。しかし、実は「ホームページ管理だけは全力で避けたい」という本音を持つ担当者は少なくありません。私がハマった「3つのトラップ」を振り返ります。
目次
1. 「論理」が通じないデザイン崩れの恐怖
ネットワークなら設定(Config)次第で正解に辿り着けます。しかし、WordPressはCSSやテーマの干渉により、一箇所直すと別の場所がズレるという怪奇現象が日常茶飯事です。
「なぜここがズレるんだ!」と、論理だけでは解決できないソースコードの海で溺れる感覚は、社内SEにとって大きなストレスになります。
2. 「更新ボタン」が時限爆弾に見える
プラグイン更新一つとっても、PHPのバージョン互換性など、インフラとアプリケーション両方の知識が求められます。
管理画面の「更新」は、いつサイトが真っ白になるか分からない時限爆弾を扱うような緊張感があります。さらに、ソースコードを一文字打ち間違えるだけで全体がおかしくなるリスク。更新作業は常に心臓に悪いものでした。
3. 「ピクセル(px)」という単位と美的センスの壁
「この画像、いい感じに配置しといて」という社内からの無茶振り。論理と効率を重視する社内SEにとって、感覚的なデザイン調整は最も脳を疲弊させる作業です。
さらに画像の世界には、cmやmでもない「ピクセル」という独自の単位が存在します。物理的な距離感が掴めないまま、1px単位の微調整を求められるのは、まさに苦行です。
苦手意識を克服するための「社内SE流」運用術
現在は一から構築したことで構造を把握できてきましたが、苦手意識が消えたわけではありません。トラブルを未然に防ぐために、以下の「生存戦略」を徹底しています。
作業前の「メモ帳コピペ」を習慣化:
PHPや固定ページを編集する際は、必ず元のソースコードをメモ帳にコピーしてから作業します。万が一の時に「すぐ差し戻せる(ロールバックできる)」状態を作るだけで、精神的な負担は激減します。
管理の「マニュアル化」と境界線の設定:
「これ以上は触らない」という境界線を決め、作業をパターン化しました。
定期的なフルバックアップ:
BackWPupなどのプラグインやサーバーの標準機能を活用し、いつでもサイト全体を復元できる「命綱」を確保しています。
まとめ
社内SEの本分は、社内インフラの安定稼働です。
たとえ苦手なホームページ管理であっても、「バックアップ」と「差し戻し手順」を確保し、落ち着いて編集に向き合っていきたいものです。
