【書評】予算も要望も通らない……そんな夜に効く『わたし、聖女じゃありませんから』8巻

今日もお疲れ様です。

現場の要望があったりするのに、予算の関係で申請が通らない。こういったことで悩んでいる人も多いはず。根回しをしたりするのに疲れた方、この漫画を読んで、ちょっと一息しませんか?

「本当はこうしたいのに、周りの都合でうまくいかない……」そんな、働く大人なら誰もが一度は感じるもどかしさが描かれた一冊です。ちょっと心が軽くなるだけでも状況が変わると思いますよ。

今回のリフレッシュ:『わたし、聖女じゃありませんから』第8巻

『わたし、聖女じゃありませんから』8巻のあらすじ(ネタバレなし)

聖女として国のために尽くしてきた主人公ですが、彼女のささやかな願いや提案は、いつも「国の都合」や「伝統」という大きな壁に阻まれてしまいます。

8巻では、ついに彼女の存在そのものを揺るがすような、周囲の勝手な方針転換が……。自分の意見が届かないもどかしさの中で、彼女はどうやって「自分自身」を守り抜くのか。働く私たちが直面する「理不尽」と重なる、目が離せない展開です。そしてまさかの相手からの手助けが。

元社内SEとして共感できるポイント

かつて裏方で仕組みを作っていた身からすると、主人公の置かれた状況は「現場の悲鳴」そのものに見えました。

  • 「根回し」に疲れる心境と理不尽な伝統現場にとって最善の策だと思って提案しても、「伝統だから」「前例がない」と切り捨てられる。主人公が国の上層部との間で感じる「言葉の通じなさ」は、何度も仕様書を書き直し、各所に説明に回るエンジニアの苦労と痛いほど重なります。
  • 孤立無援からの「意外な助っ人」どれだけ正論を言っても通らず、味方がいないと感じる絶望感。そんな時に現れる「まさかの相手からの手助け」は、仕事でいえば、厳しかった他部署の担当者や、意外な取引先が自分の意図を理解して支えてくれた時のような、震えるほどの心強さを感じさせます。
  • 「役割」を捨てて自分を守る勇気「聖女」という便利な道具として扱われる主人公が、自分の意思をどう通すのか。これは、組織の中の「歯車」としてではなく、一人の人間・専門家としてどう生きるかという、私たち自身の課題にもリンクします。

まとめ:現場で戦うあなたへ

予算、期限、古いしきたり……。私たちの前には、自分の力だけではどうにもならない壁がいくつも立ちはだかります。

でも、主人公が思いがけない助けを得て前を向いたように、あなたが見ている景色も、どこかで誰かが見ていてくれるかもしれません。要望が通らずに心が折れそうな時、この物語があなたの張り詰めた糸を少し緩める、一助になれば幸いです。

書籍データ

項目内容
書名わたし、聖女じゃありませんから(コミック)
巻数8
著者漫画:さとうしらたま / 原作:長月おと
出版社双葉社
レーベルモンスターコミックスf
発売日2025年10月3日
ISBN9784575419825

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