【Excel初心者】計算式の入れ方と四則演算の基本!元社内SEが教える「時短」のコツ

「Excelで計算をしたいけれど、やり方がよく分からない…」
「いつも手計算や電卓を使っていて、時間がかかってしまう」
そんな悩みをお持ちの初心者さんに向けて、本記事ではExcel計算の基本と、一歩差がつく「プロの使い分け術」をわかりやすく解説します。
「移動」「入力」とステップアップしてきた次は、いよいよExcelの真骨頂である「計算」をマスターして、最強の時短ツールに変えていきましょう!
目次
1. Excel計算の基本!入れ方のルールは「=」から
Excelで足し算や引き算をするには、まず「合言葉」を入力する必要があります。
それは 「=(イコール)」 です。
セルの中に、まず半角で「=」と打ってみてください。これがExcelに「今から計算を始めるよ!」と伝える合図になります。この「=」を入れ忘れると、ただの文字列として扱われて計算が始まらないので注意しましょう。
2. 四則演算の記号(+ - * /)をマスターしよう
算数で使う記号と少しだけ違うものがありますが、この4つだけ覚えれば完璧です。
- 足し算:
+(キーボードのプラス) - 引き算:
-(キーボードのマイナス) - 掛け算:
*(「×」ではなく、アスタリスク) - 割り算:
/(「÷」ではなく、スラッシュ)
例えば、セルに =100*1.1 と入力してEnterキーを押せば、瞬時に「110」という答えが表示されます。
3. 初心者脱出!「手入力」と「セル参照」の使い分け
元社内SEが教える、最も重要なポイントがここです。Excelができる人は、数字の入れ方を3つのパターンで使い分けています。
① 「変わらない数字」は直接打つ(定数)
「1年は12ヶ月」「消費税は0.1(10%)」など、この先もずっと変わらない決まった数字は、数式の中に直接打ち込みます。
- 例:
= 10000 * 12 - 結果:
120,000と表示されます。他のセルを書き換えても結果は変わりません。
② 「変わる数字」はセルをクリック!(参照)
「商品の単価」や「注文個数」など、状況によって書き換える数字は、直接打たずにその数字が入った「セルをポチッとクリック」して式を作ります。
- 例:
= A1 * A2 - 結果①: A1とA2に入力された数値を掛けた結果が出ます。
- 結果②: A1やA2に違う数値を入力すると、自動で再計算されます。
③ 「変わらない数字」と「変わる数字」の組み合わせ
「商品の合計金額」に「消費税」をかける場合など、これらを組み合わせて使うことも多いです。
- 例:
= A1 * 0.1 - 結果: A1(金額)を書き換えるだけで、消費税(0.1)を掛けた結果が自動で更新されます。
4. 【具体例で比較】どれを使うのが正解?
100円のチョコ(セルA1)と50円のガム(セルA2)の合計を出す場合を考えてみましょう。
| パターン | 入力する式 | 数字が変わったときの結果 |
|---|---|---|
| 変わらない数字 | =100+50 | チョコが値上がりしても、手動で式を直す手間が発生。ずっと変わらないならOK。 |
| 変わる数字 | =A1+A2 | A1を200、A2を100に変えれば、自動で「300」に更新される! |
| 組み合わせ | =A1+50 | A1を200に変えれば「250」に更新されるが、ガム(A2)を変えても更新されない。 |
5. 【図解】プロが教える「計算の使い分け」早見表
なぜ使い分けが必要なのか、メリットをまとめました。
| 項目 | ① 直接数字を打つ(定数) | ② セルをクリックする(参照) |
|---|---|---|
| どんな時? | 一生変わらない数字のとき | 状況で変わる数字のとき |
| 具体例 | 12ヶ月、24時間、消費税など | 単価、個数、氏名、日付など |
| メリット | 数式がシンプルで読みやすい | 元の数字を変えるだけで自動更新! |
| 合言葉 | 「決まりきったルール」 | 「後で書き換えるかも?」 |
6. まとめ:移動・入力・計算でExcelを自動化を目標にしよう!
今回は、Excelの醍醐味である「計算式」の入力方法について説明しました。
Excelの基本であり、考え方の基礎の部分ですので、まずはここをしっかりマスターしていきましょう。
- 「=」を入力して「今から計算します」という合図を送る
- 四則演算の記号をマスターする
- 「変わる・変わらない」を意識して使い分ける
これらはすべての計算の基本になります。ここができるようになると、さらに便利な「関数」を組み合わせることもできるようになります。そこについても今後、記事にしていきたいと思います。
最終的には「一度作った数式は二度と触らない」——そんなプロの考え方を取り入れて、今日から事務作業を圧倒的にラクにしていきましょう!
