前回は、漫画『魔導具師ダリヤはうつむかない ~Dahliya Wilts No More~』第1巻をレビューしました。
ちょうど私自身も起業したばかりということもあり、ダリヤの新しい一歩に重なる部分があり、いろいろと共感する場面の多い第1巻でした。
まだご覧になっていない方は、ぜひこちらもご覧ください。

今回は、その続きとなる第2巻を読んだ感想です。
第2巻では、商会を立ち上げたダリヤが、これから経営者として歩き始めていく姿が描かれています。
魔導具についてももちろん面白かったのですが、今回、私が意外と印象に残ったのがダリヤの「勝負服」でした。
作中では、女性経営者として見た目も一つの「武器」になるという形で描かれています。
これを読んでいて、「女性ならではの部分もあるけれど、男性経営者も気をつけないといけないよな」と思いました。
女性経営者にとって「勝負服」も一つの武器
作中では、商会を経営していくダリヤにとって、服装や装いも一つの武器として描かれています。
いわゆる「勝負服」です。
女性の場合、服装だけではなく、装飾品なども含めてさまざまな見せ方があります。
普段とは違う服装をすることで、相手に与える印象も変わります。
もちろん、作品の世界観や作風もあると思います。
それでも「経営者として自分をどう見せるのか」という考え方は、現実にも通じる部分があるなと感じました。
「これは男性経営者にも関係するのでは?」と思った
最初は、「女性経営者ならではの話だな」と思って読んでいました。
しかし、よく考えてみると、これは男性にも関係する話です。
女性の「勝負服」とは少し意味が違うかもしれませんが、男性だから服装を何も気にしなくていいわけではありません。
経営者になると、自分自身が会社の顔になる場面があります。
特に初めて会う人の場合、こちらがどんな人間なのか分かりません。
その状態で最初に目に入るものの一つが、やはり見た目です。
そう考えると、男性経営者も自分がどう見られているのか、ある程度は意識する必要があると思います。
経営する立場になって、私自身も意識が変わった
私自身、以前はそこまで見た目について考えていなかったと思います。
もちろん最低限の身だしなみは気にしていましたが、「自分が相手からどう見えるのか」まで深く考えることは、それほどありませんでした。
ただ、経営する立場になったことや、若い人たちと接するようになったことで、
「ある程度、見た目も大事なんだよな」と思うようになりました。
人は見た目だけで判断するものではありません。
最終的には、その人が何を考えているのか、どんな仕事をするのかといった中身の方が重要だと思います。
ただ、その中身を知ってもらうためにも、まず相手と接する必要があります。
最初の段階で相手に違和感を与えてしまえば、中身を知ってもらうところまで進まないこともあるかもしれません。
そう考えると、身だしなみを整えることは、自分を良く見せるためだけではなく、相手への配慮でもあるように思います。
高級品よりも、私が重視したいのは清潔感
では、自分だったらどうするのか。
私の場合、経営者になったからといって、高級なスーツやブランド品を積極的に身につけることは、おそらくないと思います。
ただ、高級品を否定しているわけではありません。
高級品には、高級品であるだけのメリットや理由があると思っています。
素材や仕立て、デザイン、耐久性、身につけた時に相手へ与える印象など、高級だからこその良さがあります。
その価値を必要とする人もいれば、それが必要になる場面もあるでしょう。
私の場合は、高級品があまり自分には合わないと思っているだけです。
もし仕事をしていく中で、どうしてもそれに見合った服装が必要になる場面があれば、その時は買うと思います。
ただ、私の場合はおそらく、よほどの場面だと思います。
それよりも、普段から意識したいのは清潔感です。
服や靴が汚れたり傷んだりしたままになっていないか。
身だしなみはきちんと整っているか。
高級なものを身につけることよりも、まずはこうした基本的なところを大切にしたいと思っています。
清潔感だけではなく、TPOに合わせる
もう一つ意識したいのが、TPOです。
- どこへ行くのか。
- 誰と会うのか。
- 何をするのか。
その場に合わせて服装を選ぶことも必要だと思います。
普段の仕事と大切な商談では、求められる服装も違うでしょう。
逆に、カジュアルな場に必要以上にかしこまった格好で行けば、相手との距離を作ってしまうこともあるかもしれません。
だからこそ、自分に合ったものを選びながら、その場や相手にも合わせる。
私の場合は、そういう見た目の整え方が合っているのかなと思います。
自分なりの「勝負服」があればいいのかもしれない
漫画を読み始めた時には、まさかダリヤの「勝負服」を見て、自分自身の服装について考えることになるとは思いませんでした。
作品では、女性経営者であるダリヤだからこそ使える武器の一つとして「勝負服」が描かれています。
これは確かに女性ならではの部分もあると思います。
しかし、その根本にある、「経営者として相手から自分がどう見えるのかを考える」という部分は、男性にも共通するのではないでしょうか。
女性と男性では、その方法は違うと思います。
そして、同じ男性であっても、その人の仕事や立場によって適した服装は違うでしょう。
高級なものが自分に合うのであれば、それを選ぶ。
カジュアルな服装が仕事に合うのであれば、それを選ぶ。
大切なのは、自分に合ったものを選びながら、清潔感を保ち、TPOに合わせることなのだと思います。
そう考えると、男性にもそれぞれの「勝負服」があるのかもしれません。
まとめ|経営者として「どう見られるか」を考える
『魔導具師ダリヤはうつむかない』第2巻を読んで、特に印象に残ったのが女性経営者としての「勝負服」でした。
最初は女性ならではの話だと思っていましたが、考えてみると男性経営者にも通じる話です。
どんな服装が合うのかは、人によって違います。
私の場合は、高級品よりも清潔感を大切にしながら、TPOに合わせて自分に合ったものを選ぶ。
今のところ、それが一番自分に合っているように思います。
経営者になると、自分自身が会社の顔になることがあります。
だからこそ、「自分がどう見られているのかを考えることも、仕事の一部なのかもしれない」
ダリヤの「勝負服」という描写から、自分自身の服装や経営者としての見られ方について考えさせられた第2巻でした。
魔導具や商会がこれからどう発展していくのか。
続く第3巻も読んでいきたいと思います。
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