前回は、相談を受けたときに「相手がなぜ相談してきたのか」という背景まで考える、私なりの仕事の考え方についてブログ記事にまとめました。
相談された内容だけを見るのではなく、その背景まで考えることで、本当に必要としていることが見えてくる場合があります。
まだご覧になっていない方は、ぜひこちらからご覧ください。
👉 「相談を受けたときに背景を考える」という私なりの仕事の考え方について

以前、**「無ければ作る」と「いらなければ捨てる」**という考え方についてブログ記事を書きました。
どちらも、これまでの仕事や日常生活を振り返る中で、自分の中に自然と身についていた考え方です。
ところが最近、改めて自分の行動を振り返っていて、「その間に、もう一つあるな」と気づきました。
それが、「あれば使い道を増やす」という考え方です。
何かを手に入れたとき、「これは○○に使うもの」と用途を一つに決めるのではなく、「これ、他にも何か使えないかな?」と考える。
振り返ってみると、私は「無ければ作る」「いらなければ捨てる」よりも、この考え方を使っていることの方が多いのかもしれません。
では、なぜ一番よく使っているかもしれない考え方に、最後まで気づかなかったのか。
おそらく、あまりにも普段から当たり前にやっていたからなのだと思います。
今回は、そんな最近になって気づいた自分の考え方について書いてみたいと思います。
きっかけは、iPhoneへの機種変更
この考え方を改めて振り返るきっかけの一つになったのが、約6年前にiPhoneへ機種変更したときのことです。
当時、iPhoneへ機種変更したことをきっかけに、銀行関係のアプリを入れたり、音楽を聴くためのデバイスとして使ったり、スケジュールを管理したりと、それまで別々だったものを少しずつiPhoneにまとめていきました。
その後、PayPayなどのスマホ決済が利用できるお店も増え、現在では近所のスーパーくらいなら、iPhoneだけを持って買い物に行くこともあります。
気づけば、財布に入れているクレジットカードなども1〜2枚程度になりました。
物理カードが必要なお店もあるので、完全にはなくしていません。
現金についても、スマホ決済を使うようになってから使用する機会がかなり減りました。
だからといって、現金を持たないようにしたわけではありません。
現金しか使えないお店もあるので、逆に少し多めに持っておき、一度引き出したら2〜3か月程度はそのまま過ごせるようにしています。
現在では、銀行から現金を引き出す回数も月0〜1回程度になりました。
振り返ってみると、iPhoneという一つのものに少しずつ役割を増やしていった結果、財布に入れるカードが減り、現金を使う回数が減り、ATMへ行く回数まで減っていました。
6年ほどかけて少しずつ使い道が増えていったわけです。
改めて考えてみると、これも「あれば使い道を増やす」という自分の考え方が表れているのかもしれません。
この考え方は、社内SE時代に身についたのかもしれない
iPhoneの使い方を振り返りながら、「そもそも、なぜ私はこんな使い方をするようになったんだろう?」と考えてみました。
おそらく、「あれば使い道を増やす」という考え方は、社内SEとして働いていた頃によくするようになったのだと思います。
社内SEとしてシステムを導入するとき、私はできるだけ応用が利くものを選ぶことがありました。
ある業務を目的として導入したシステムでも、実際に使っていると、「この機能、別の業務にも使えるんじゃないか?」と気づくことがあります。
本来の導入目的とは違っていても、使えるのであれば別の業務でも使ってみる。
一つのシステムを、一つの用途だけで終わらせない。
社内SEとして、そんなことを何度も繰り返していました。
新しいシステムを導入するには、当然お金もかかります。
利用する人に操作を覚えてもらう必要もありますし、管理するシステムが増えれば、その分だけ運用する側の負担も増えます。
それなら、「今あるシステムを、別のところでも活用できないか?」と考える。
そうやって仕事をしているうちに、システムだけではなく、身の回りのものについても、「これ、他にも使えないかな?」と自然に考えるようになったのかもしれません。
仕事だけでなく、日常生活でも
この考え方は、仕事だけではありません。
飲み終わったペットボトルを状態を見ながら水筒代わりにしたり、余っているSSDがあれば別の用途に使えないか考えたりすることもあります。
以前ブログで紹介した、物干しざおを使った商品撮影用の簡易スタジオも、その一つです。
振り返ってみると私は、「本来は何に使うものなのか」よりも、「他に何ができるのか」を考えることが多いようです。
iPhoneの使い方も、社内SE時代のシステム活用も、身の回りのちょっとした工夫も、根っこにある考え方は同じなのかもしれません。

一番よく使っているのに、最後まで気づかなかった
「無ければ作る」と「いらなければ捨てる」については、自分でも比較的早く考え方として認識できました。
ところが、「あれば使い道を増やす」については、最後まで一つの考え方として認識していませんでした。
むしろ、振り返ってみれば一番よく使っているかもしれません。
なぜ最後まで気づかなかったのか。
おそらく、あまりにも当たり前にやっていたから。それだけなのだと思います。
社内SE時代から仕事でも日常生活でも繰り返していたので、わざわざ一つの「考え方」として意識することすらなかったのかもしれません。
無ければ作る。あれば使い道を増やす。いらなければ捨てる
こうして自分の行動を振り返ってみると、以前書いた二つの考え方ともつながってきます。
無ければ作る。あれば使い道を増やす。そして、役割がなくなれば、いらなければ捨てる。
もちろん、何でも作るわけでも、何でも再利用するわけでも、何でも捨てるわけでもありません。
必要であれば新しいものを買うこともありますし、今あるものでうまくいかなければ、別の方法を考えることもあります。
ただ、この三つの中でも、私が一番よく使っているのは、「あれば使い道を増やす」なのかもしれません。
そのとき手元にあるものを見て、「これ、他にも使えないかな?」と考える。
社内SE時代から、そんなことをずっと繰り返してきたようです。
おわりに
今回は、最近になって気づいた、「あれば使い道を増やす」という自分の考え方について書いてみました。
一番よく使っているかもしれない考え方なのに、最後まで自分では気づきませんでした。
それだけ、自分にとっては当たり前になっていたのだと思います。
私の場合は、「これ、他にも何か使えないかな?」と考えることが多かったようです。
一番よく使っているかもしれないのに、自分では最後まで気づかなかった考え方。
今回は、そんな自分でも最近になって気づいた考え方について書いてみました。
「こういう考え方もあるんだな」くらいに読んでもらえればと思います。
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