お疲れ様です。
前回は、『薬屋のひとりごと』3巻を読んで感じた、「超えてはいけないレッドライン」についてレビューしました。
まだご覧になっていない方は、ぜひこちらもご覧ください。
👉 【書評】薬屋のひとりごと3巻|超えてはいけないレッドライン

今回は少しジャンルを変えて、『魔導具師ダリヤはうつむかない』1巻をご紹介します。
この作品は、アニメが放送されていたことをきっかけに興味を持ち、漫画を読み始めました。
異世界作品ということは知っていましたが、実際に読んでみると、一般的な異世界漫画とは少し違い、ものづくりや仕事に焦点を当てた作品という印象を受けました。
今回は、ネタバレをできるだけ避けながら、1巻を読んだ感想をご紹介します。
異世界ものというより「ものづくり」の物語
この作品は、冒頭で異世界へ転生したことが描かれますが、その後は転生設定を強く押し出すことはありません。
物語の中心となるのは、主人公が魔導具を作りながら成長し、人とのつながりを築いていく姿です。
そのため、
- バトル中心の異世界作品
- チート能力で無双する作品
を想像して読むと、少し印象が違うかもしれません。
私が感じたのは、「異世界ファンタジー」というよりも、ものづくりや仕事を描いた作品ということでした。
異世界だからこその道具作りが面白い
この作品の魅力の一つが、魔導具作りです。
現代では電気や機械で動く道具を、魔法や魔石という異世界ならではの仕組みで実現していく発想がとても面白く感じました。
「この世界なら、こんな道具になるのか。」
そんなワクワク感があり、読んでいて自然と引き込まれます。
特に印象に残ったのはドライヤーです。
身近な道具だからこそ、異世界らしいアレンジが新鮮で、思わず「なるほど」と感じました。
技術だけではなく、仕事の考え方も楽しめる
この作品では、新しい魔導具を作るだけでは終わりません。
商会や技術に関する考え方など、現実の仕事にも通じるような描写が多くあります。
もちろん異世界なので制度は異なりますが、
「現実でも、技術を仕事にする人はこんなことを考えているのかもしれない。」
そう思わせてくれるリアリティがありました。
技術だけではなく、仕事としてどう活かしていくのかという視点が描かれている点も、この作品の魅力だと思います。
一番印象に残った場面
1巻で一番印象に残ったのは、主人公が新しい一歩を踏み出す場面です。
詳しい内容は伏せますが、その流れがとても自然で、「成り行きから新しい挑戦が始まる」という展開が印象に残りました。
ちょうど私自身も会社を立ち上げたばかりということもあり、思わず感情移入してしまったシーンです。
こんな人におすすめ
この作品は、特に次のような方におすすめです。
- ものづくりが好きな方
- 技術職やエンジニアの方
- 開発や改善が好きな方
- 起業や独立に興味がある方
派手な戦闘を楽しむ作品というよりも、「仕事」や「技術」をじっくり楽しめる作品だと感じました。
まとめ
1巻では物語が始まったばかりですが、
「この先どんな魔導具が生まれるのだろう。」
「主人公はどのように成長していくのだろう。」
そんな期待を持たせてくれる内容でした。
異世界作品でありながら、仕事やものづくりの面白さを味わえる一冊です。
ものづくりが好きな方や、技術に興味がある方はもちろん、起業や独立を考えている方にもおすすめしたい作品です。
私も続きを読んで、この物語がどのように展開していくのか楽しみにしています。
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