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【書評】薬屋のひとりごと3巻|超えてはいけないレッドライン

2026 7/23
ブログ ちょっと一息 漫画・小説レビュー
2026年7月25日

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

今日もお疲れ様です。

前回は『薬屋のひとりごと』2巻についてレビューしました。まだご覧になっていない方は、ぜひこちらもご覧ください。

👉 『薬屋のひとりごと』2巻レビュー|情報整理と責任の線引きが印象に残った話

今回は、『薬屋のひとりごと』3巻を読んだ感想をまとめていきます。

今回も事件の真相を追っていく面白さはもちろんありましたが、それ以上に印象に残ったのは「超えてはいけないレッドライン」という考え方でした。

※この記事は作品の魅力を紹介するレビューです。物語の核心に触れるネタバレはできるだけ避けています。

目次

慎重に報告する猫猫の姿が印象に残った

今回、一番印象に残ったのは、猫猫が報告を行う場面です。

何を伝えるべきなのか。

どこまでが事実で、どこからが推測なのか。

猫猫は感情だけで判断するのではなく、事実を一つひとつ整理しながら慎重に言葉を選びます。

人の命に関わる可能性があるからこそ、軽率な判断はできない。

その責任感が伝わってくる場面であり、猫猫らしさがよく表れていると感じました。

リンク

命の重さと軽さを考えさせられる

『薬屋のひとりごと』3巻では、「命」というテーマについて考えさせられる場面が多くあります。

命は誰にとっても大切なものです。

しかし現実には、限られた時間や状況の中で判断を迫られることがあります。

この作品は、その現実を感情だけではなく、冷静な視点でも描いています。

猫猫が現実から目を背けず、一つひとつ向き合っていく姿勢には、とても共感しました。

きれいごとだけでは終わらないところも、『薬屋のひとりごと』ならではの魅力だと思います。

私が譲れなかった一線

もちろん、仕事と命を同じように考えることはできません。

それでも、この巻を読んでいて思い出したことがあります。

社内SEとして仕事をしていた頃、私が一番気を使っていたのは、システムを利用するユーザーのことでした。

特にリモート環境を整備するときは、「接続できれば終わり」ではありません。

実際に使う人が困らないか。

操作が複雑になっていないか。

健康を損なうような働き方になっていないか。

そういった点を常に意識していました。

また、便利そうな機能でも、その結果として不要な入力作業が増えてしまうのであれば、採用を見送ることもありました。

システムは、便利さだけを追い求めれば良いものではありません。

使う人が安心して働き続けられること。

それが、私にとって決して超えてはいけない一線でした。

昔の時代だからこその面白さ

もう一つ驚いたのは、昔の時代を舞台にしながらも、「こんな方法で調べられるのか」と思うような場面があったことです。

現代では科学捜査として知られているような考え方を、工夫しながら真実へ近づいていく描写は、とても興味深く感じました。

ミステリーとして楽しめるだけでなく、医療や歴史に興味がある方にもおすすめできる作品です。

まとめ

『薬屋のひとりごと』3巻は、事件の謎解きを楽しめるだけでなく、「何を守るべきなのか」「何を優先するべきなのか」を考えさせてくれる一冊でした。

私自身、この作品を読みながら、社内SEとして大切にしてきた考え方を改めて思い出しました。

どれだけ便利なシステムでも、その先で使う人の健康や働きやすさを犠牲にしてはいけない。

便利さや効率だけではなく、人を守ることを優先する。

それが、私にとっての「超えてはいけないレッドライン」でした。

作品で描かれるテーマとは規模も内容も異なりますが、「守るべきものを見失わない」という考え方には、どこか共通するものを感じます。

ミステリーが好きな方はもちろん、医療や歴史に興味がある方にも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

リンク

前回の『薬屋のひとりごと』2巻についてレビューしています。まだご覧になっていない方は、ぜひこちらもご覧ください。

👉 『薬屋のひとりごと』2巻レビュー|情報整理と責任の線引きが印象に残った話

関連記事

👉 【書評】薬屋のひとりごと2巻|前回レビュー記事

👉 【書評】薬屋のひとりごと1巻|最初のレビュー記事

👉 【一人情シス生存戦略】会社の流れを守るという仕事



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