※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
前回は、国を追われて隣国へ向かう悪役令嬢エラーナと、彼女に同行することになったフランの物語の始まりをレビューしました。
まだご覧になっていない方は、よろしければこちらもご覧ください。
👉 【漫画レビュー】『追放悪役令嬢の旦那様』1巻|穏やかな物語の中に、仕事にも通じる考え方が詰まった一冊

今回は、セルジジオスでの暮らしが本格的に始まり、フランとエラーナが商売や人との関わりを通して、新たな日常を築いていく様子が描かれます。
あらすじ
セルジジオスでの生活にも慣れ、フランとエラーナは穏やかな日々を送っていました。
相変わらずエラーナのアイデアに振り回されながらも、さまざまな道具を形にし、暮らしや商売へとつなげていく二人。
穏やかな日常を中心に、人との関わりや商売を通して、二人の新たな一面が描かれていく第2巻です。
穏やかな空気感の中で進んでいく物語
最初の方は、とある生き物との微笑ましいやり取りから始まります。
その後、ちょっとしたトラブルはあるものの、作品全体を通して穏やかな空気感が大切に描かれています。
派手な展開で読者を驚かせるのではなく、日常の積み重ねや登場人物同士のやり取りを丁寧に描いているのが、この作品ならではの魅力だと感じました。
何か大きな出来事が次々に起こる作品ではありませんが、だからこそ登場人物たちの関係性や、少しずつ変化していく暮らしを落ち着いて楽しめます。
肩の力を抜いて読める雰囲気も、本作の魅力の一つです。
エラーナのアイデアから生まれる道具
相変わらず、エラーナのアイデアから便利な道具が次々と生み出されていきます。
ただ新しい道具が登場するだけではなく、それが暮らしを少しずつ豊かにし、人とのつながりや商売へと広がっていく様子が丁寧に描かれていました。
エラーナが思い付いたものを、フランが実際に形にしていく。
この二人の役割分担も面白く、夫婦で一緒に新しいものを作り上げていく様子には安心感があります。
どのような道具が登場し、それが周囲の人たちにどう受け入れられていくのかを見るのも、この作品の楽しみの一つです。
小さな違和感を見逃さないフラン
2巻で特に印象に残ったのが、フランの観察力です。
フランは、常識として知られている情報と実際の状況との違和感から、「何かおかしい」と判断し、トラブルを未然に防いでいきます。
大きな事件が起きてから動くのではなく、小さな違和感を見逃さない姿勢がとても印象的でした。
仕事でも、大きなトラブルが起こる前には小さな予兆が隠れていることがあります。
この場面を読んで、改めて違和感を見逃さないことの大切さを感じました。
子どもとの商売のシーンが印象的
もう一つ印象に残ったのが、子どもとの商売のシーンです。
フランは相手が子どもだからといって甘く見たり、一方的に話を進めたりはしません。
一人の商売人として対等に向き合い、お互いが納得できる形を探していく姿がとても印象的でした。
私もこれから会社を経営していく中で、交渉の場面は少しずつ増えていくと思います。
このシーンを読んで、「相手の年齢や立場ではなく、一人の相手として向き合うこと」「お互いが納得できる着地点を見つけること」が、商売では大切なのだと改めて感じました。
漫画のワンシーンではありますが、私自身もこれから交渉事を経験していく立場だからこそ、参考になる場面でした。
読み終えて
『追放悪役令嬢の旦那様』2巻は、穏やかな日常の中に、商売や交渉、観察力といった現実の仕事にも通じる考え方が自然に描かれた一冊でした。
エラーナのアイデアから生まれる道具を見る楽しさ。
小さな違和感を見逃さず、トラブルを未然に防ぐフランの観察力。
そして、相手が子どもであっても一人の商売人として誠実に向き合う姿勢。
どれも物語の中では自然に描かれていますが、自分の仕事やこれからの会社経営と重ねながら読むと、印象に残る場面が多くありました。
派手な戦闘や大きな事件を楽しむ作品というより、人との関わりや日々の暮らしをじっくり味わえる作品です。
2巻も、安心して続きを読みたくなる一冊でした。
関連記事
👉 【漫画レビュー】『追放悪役令嬢の旦那様』1巻|穏やかな物語の中に、仕事にも通じる考え方が詰まった一冊
👉 【書評】『魔導具師ダリヤはうつむかない』1巻|仕事を楽しむ姿勢が心に響く異世界ファンタジー
👉 【漫画レビュー】『薬屋のひとりごと』3巻|超えてはいけない一線を描いた緊張感のある一冊
「もしこの記事が役に立ったと感じたら、SNSでシェアしていただけると嬉しいです!」
その際、インスタグラムやX(Twitter)で**「フォロー」や「シェア」**してもらえると、次の記事を書く大きな励みになります!
他にもSEの裏話や便利なガジェットやちょっと一息つけるようなコラムも用意していますので、ぜひご覧ください。


コメント