【社内SEあるある】なぜ「絶望の電話ラッシュ」と「不気味な静寂」はセットでやってくるのか?

システム会社のSEさんと打ち合わせをしていた時のこと。「そう、本当にそれ!」と、お互いに机を叩かんばかりに共感してしまった「社内SE界の七不思議」があります。
それは、忙しい時は電話が鳴り止まないのに、暇な時はピタッと鳴らなくなるという極端な現象。あの怪奇現象の正体について、元・中の人が考察してみました。
絶望の「トラブル同時多発テロ」
忙しい時というのは、決まって「別々の問題が、同時に、しかも自分にしか直せない形で」降ってきます。
- 不具合の神様が降臨: 1台のPCがヘソを曲げたと思ったら、隣の部署ではプリンタが火を噴き、さらに社長のスマホが繋がらなくなる。
- 「お前しか無理」のオンパレード: 「これは〇〇さんじゃないと分からないから」という、もはや呪文のような依頼が四方八方から飛んできます。
- 脳内パニック: Aさんの話を聞きながら、手はBさんの設定を直し、心ではCさんの解決策を練る。もはや聖徳太子もびっくりのマルチタスク状態です。
逆に「暇な時期」が不気味すぎて怖い
一方で、嵐が過ぎ去ると、驚くほどピタッ……と電話が鳴らなくなる「凪」の時期が訪れます。
- 「世界から私だけ消えた?」: あまりに静かだと「もしかして電話回線が死んでる?」と不安になり、自分のスマホから会社に電話して疎通確認したくなるのはSEの職業病です。
- 「座ってるだけの人」への視線: 社内SEは基本的に「受け(待ち)」の仕事。トラブルがないのは平和な証拠……なのですが、周囲からは「あいつ遊んでない?」と思われそうでソワソワ。意味もなくキーボードを強めに叩いて「仕事してる感」を出すのも、立派な護身術です。
実録:固定電話を巡る「生存確認」の攻防戦
ここには、社内SEならではの「切実な人間関係」も絡んできます。
ちょうど固定電話の入れ替え時期。経費削減のために、私は意気揚々と提案しました。
「私の固定電話は廃止して、チャットとスマホに完全移行しましょう!」
しかし、間借りしている部署の同僚(電話の一次受けをしてくれている守護神たち)から、思わぬ「無言の圧」を食らいます。
「ダメよ、固定電話は置いておいて!」
一見、単なるアナログ派の意見に聞こえますが、その真意はもっと深かったのです。
- 音による生存確認: 電話が鳴り響いてこそ「ああ、今日もアイツは忙しそうに働いているな」という証明になる。
- 逃げ場のない捕獲術: チャットはスルーできるけれど、目の前で鳴り続ける固定電話は無視できない。「いざという時に確実に捕まえたい」という彼女たちの切実な管理欲求が、そこには隠されていました。
あの「極端な波」の正体は?
結局、あれは何だったのか。私たちが導き出した結論はこれです。
「システムは、一人がくしゃみをすると全員に風邪がうつる」
目に見えない根っこの部分が少し揺らぐと、社内のあちこちで「なんか変だぞ?」が同時に発生する。それが、あの「地獄の指名制電話ラッシュ」を呼ぶのです。
結び:孤独な「社内消防士」たちへ
自分にしか直せない問題が重なり、脳から煙が出そうになっているあなた。そして、同僚からの「生存確認」の視線にさらされながら、固定電話の受話器を握るあなた。
その忙しさは、あなたが会社にとって「最後の砦」であり、周囲があなたを「絶対に逃したくない存在」だと思っている証拠です。
嵐が去って不気味なほど静かになったら、それはあなたの完全勝利。
堂々と、いつもより多めにコーヒーを飲みましょう。その平和こそが、あなたがアナログな圧力にも負けず守り抜いた、最大の成果なのですから!
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