今日もお疲れ様です。
前回は、社内SEとしてトラブル対応をしていた頃の経験をブログ記事にまとめました。
まだご覧になっていない方は、こちらからご確認いただけますので、よろしければご覧ください。
👉 【情シス実録】現場がパニックでも慌てない|元社内SEが実践していたトラブル対応の初動

今回は、社内SEとして約1年間在宅勤務を経験し、その中で気付いた「自分に合う働き方」についてブログ記事にまとめたいと思います。
2020年、新型コロナウイルスの流行をきっかけに、多くの企業で在宅勤務が一気に広がりました。
「通勤がなくなって楽になった。」
「集中して仕事ができるようになった。」
そんな声も多く聞かれましたが、私自身は約1年間の在宅勤務を経験したことで、自分に合う働き方を改めて知ることになりました。
元社内SEとして在宅勤務を経験し、最終的に「週1〜2日ほど人と顔を合わせる働き方」が自分には一番合っていると感じた理由についてお話しします。
在宅勤務より先に始まった、30人分の環境構築
2020年春、新型コロナウイルスの流行で会社は急きょ在宅勤務へ切り替わることになりました。
社内SEだった私に与えられた最初の仕事は、自宅で仕事をすることではありませんでした。
社員約30人が自宅から会社のシステムへ安全に接続できるよう、リモートデスクトップ環境を短期間で整備することです。
「自粛期間が始まるまでに何とか間に合わせる。」
そのことばかり考えながら、パソコンの設定や接続確認、問い合わせ対応を進めていました。
当時は、自分が在宅勤務をどう感じるか考える余裕はほとんどありませんでした。
システムは完成。でも現実はそう簡単ではなかった
環境が整うと、次は社員からの問い合わせ対応が始まります。
一番苦労したのは、自宅のパソコン環境やインターネット環境でした。
当時は普段パソコンを使わず、スマートフォンだけで生活している社員も少なくありませんでした。
そのため、自宅に固定回線を契約していないケースも実際にありました。
電話で1時間ほど一緒に原因を調べた結果、「……すみません。家にインターネット契約していませんでした。」ということもありました。
どれだけシステムを整えても、利用する環境が整っていなければ使うことはできません。
社内SEはシステムだけでなく、利用する人の環境まで考える必要がある仕事なのだと改めて感じました。
一人の時間が増えすぎると、心も少しずつ変わっていった
在宅勤務そのものは、集中して仕事ができるというメリットがありました。
しかし、1か月ほど経った頃から少しずつ生活が変わっていきます。
家からほとんど出なくなり、テレビをBGM代わりに流すようになりました。
一日中誰とも話さない日もあり、電話もチャットも鳴らない日は静かすぎるほど静かでした。
会議で「お疲れ様です」と話すまで、自分の声を出していない日も珍しくありません。
そんな生活が約1年続きました。
150歩しか歩いていなかった日
さらに驚いたのは運動量です。
ある日、スマートフォンの歩数計を見ると、一日の歩数はわずか150歩でした。
デスクとトイレを往復し、夕方に自宅から50メートルほど先のスーパーへ買い物へ行くだけ。
「これはさすがにやばい。」
そう思ったことを今でも覚えています。
翌年の健康診断では、中性脂肪の数値が大きく悪化していました。
その結果を見て、
「明日から歩こう。」
そう決意したこともよく覚えています。
現在では、一日に5,000歩以上歩くことを意識するようになりました。
身体だけでなく、気持ちにも少しずつ変化が出始めていました。
出社して初めて気付いた、自分の性格
約1年ほど在宅勤務が続いた頃、会社から「在宅勤務を終了し、順次出社へ戻します」という連絡がありました。
世間では残念という声もありましたが、私は正直ほっとしました。
「やっと人と話せる。」
そんな気持ちだったことを今でも覚えています。
久しぶりに出社すると、同僚と何気ない雑談をしただけで、
「あれ、こんなに気持ちが違うんだ。」
と感じました。
ちょうどその頃は、さみしさが限界に近づいていた時期でした。
その時、私は初めて気付きました。
自分は、人と話すことで気持ちを切り替えるタイプだったのです。
それまでは、一人で黙々と仕事をする方が向いていると思っていました。
実際に約1年間の在宅勤務を経験したからこそ、自分に合う働き方を知ることができました。

社内SEだからこそ、出社で分かることがある
出社すると、仕事の進めやすさも変わりました。
例えば、
- 現場の雰囲気が分かる
- 社員の表情が分かる
- 雑談から相談が生まれる
- トラブルへすぐ対応できる
- 会社全体の情報が自然と入ってくる
こうしたことは、画面越しではなかなか分かりません。
特にプリンターなどのトラブルは、現場へ行けば数分で解決することでも、電話や画面共有だけでは原因を特定するまでに時間がかかることもありました。
画面の外で起きていることは、画面だけでは分からないことも多かったのです。
また、何気ない雑談の中から、
「そういえば最近プリンターの調子が悪くて……」
「このシステム、少し使いにくいんですよね。」
といった相談につながることもありました。
こうした小さな困りごとは、対面だからこそ気付けることも多かったように思います。
私に合っていたのは「週1〜2日ほど人と顔を合わせる働き方」
現在の私なら、
出社する日は、人と話し、現場の空気を感じ、身体を動かす日。
在宅勤務の日は、集中して資料作成や設計を進める日。
そんな働き方が一番合っています。
SNSでは、フルリモートが理想という意見を見かけることがあります。
もちろん、それが合う人もいるでしょう。
逆に毎日出社した方が調子の良い人もいると思います。
大切なのは、「どちらが正しいか」ではなく、「自分に合っているか」です。
私自身は約1年間の在宅勤務を経験したからこそ、自分には週1〜2日ほど人と顔を合わせる働き方が一番合っていると分かりました。
あとがき
もし今、「完全フルリモートの会社で働きませんか?」と誘われても、私はお断りすると思います。
将来、自分の会社でも希望があればリモート勤務は取り入れるつもりです。
ただ、一週間に一度は顔を合わせる機会は作りたいと考えています。
私自身がそうだったように、人によっては一人で仕事を続けることで、気付かないうちに精神的な負担が積み重なることもあるからです。
今回の約1年間の在宅勤務を通して、自分に合う働き方を見つけることができました。
そして、一番伝えたいことがあります。
人と顔を合わせて話す時間も、とても大切です。
働き方に正解はありません。
だからこそ、一度経験してみて、自分に合う働き方を見つけることが何より大切なのだと思います。
次回予告
次回は、社内SEとして働いていた頃に感じた「定時で帰ること」と「残業すること」について、私自身の考えをブログ記事にまとめたいと思います。
色々な考えがある働き方について、現場で感じたことをお話ししたいと思います。
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他にも「情シス・社内SE」のリアルな実体験をブログで公開しています。ぜひあわせてご覧ください。
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