今日もお疲れ様です。
前回は、現場研修時の失敗から仕組みづくりの大切さを学んだ経験についてブログ記事にまとめました。まだご覧になっていない方は、ぜひこちらもご覧ください。
👉 【情シス実録】「終わった」と思った翌日|出荷漏れから学んだ仕組みづくり

今回は、勉強嫌いだった私が社内SE時代に実践していた勉強方法についてご紹介します。
実は最初からこの勉強方法だったわけではありません。
社会人になったばかりの頃は、「専門書を最初から最後まで読まなければ勉強したことにならない」と思い込み、難しい本に挑戦しては挫折を繰り返していました。
そんな私が試行錯誤する中でたどり着いた、自分に合った勉強方法についてお話ししたいと思います。
専門書が枕に・・・
「よし、今夜こそネットワークを勉強するぞ!」
そう意気込んで分厚い専門書を開いたものの、数ページ読んだだけで眠くなってしまった……。
そんな経験はありませんか。
私自身も勉強が得意なタイプではなく、専門書を読んでいるうちに眠くなってしまうことが何度もありました。
特に印象に残っているのが、初めて購入したC#言語の専門書です。
「これでプログラミングを覚えるぞ」と意気込んで購入しましたが、専門用語の多さについていけず、数ページ読んでは眠くなることを繰り返していました。
当時は「専門書で勉強しないといけない」と思い込んでいましたが、今振り返ると、それは自分には合わない勉強方法だったのだと思います。
その後、社内SEとして仕事を続ける中で、自分なりに「無理なく知識を身につける方法」が少しずつ見えてきました。
今回は、私が実践してきたITの勉強方法をご紹介します。
まずは漫画や動画で全体像をつかむ
ITの専門書は、専門用語が多く最初から理解するのは簡単ではありません。
そのため、私は最初から専門書だけで勉強することはほとんどありませんでした。
まずは漫画やYouTube、図解記事などを見て、「要するにこういう仕組みなんだな」という全体像を把握するようにしていました。
実は最初からこの勉強方法だったわけではありません。
当時は「専門書で勉強しないと邪道ではないか」と思っていました。
ところが、事業計画について描かれた漫画を読んだ時に、難しい内容でも全体の流れが驚くほど理解しやすいことに気付きました。
「まずイメージをつかんでから専門書を読んだ方が理解しやすいのではないか。」と考えるようになったのが、この勉強方法を続けるきっかけでした。
漫画で勉強すると「本気で勉強していない」と思われることもありますが、私は入口として十分役立つ方法だと思っています。
また、ゲームが学びの入口になることもあります。
現在、私は運転免許の取得を検討しています。
仕事の関係で教習所へ詳しく話を聞きに行く時間がなかなか取れないため、まずはiPhoneのドライビングシミュレーションゲームで基本的な流れを確認しています。
もちろんゲームだけで運転ができるようになるわけではありません。
それでも、交差点での動きや周囲の確認など、「こういう場面があるのか」というイメージを持つきっかけにはなっています。
勉強は本だけでするものではなく、自分が興味を持てる入口から始めることも大切だと思っています。
分からないところは一度置いておく
専門書を読んでいると、どうしても理解できない部分が出てきます。
そんな時は無理に理解しようとせず、一度先へ進んでいました。
付箋を貼って後で読み返す程度で十分です。
実際の仕事で同じ内容に出会った時、「あ、この前読んだ内容はこれだったのか。」と理解できることが何度もありました。
知識は本だけで完成するものではなく、実際に経験することでつながっていくことも多いと感じています。
実務が一番の復習になる
社内SEの仕事では、実際に設定を変更したり、トラブル対応をしたりする機会があります。
本だけでは理解できなかった内容も、自分の手で作業してみると一気に理解できることがあります。
もちろん最初は本を横に置きながら、一つひとつ確認しながら作業します。
最初から速く作業する必要はありません。
ゆっくりでも、「なぜこうなるのか」を考えながら進めることが大切です。
そして同じ作業を繰り返していくうちに、自然と考えなくても操作できるようになります。
特に印象に残っているのは、専門用語についていけるようになったことです。
最初は会話の内容がほとんど分かりませんでしたが、実際に仕事を経験する中で、「あの時本に書いてあった言葉はこういう意味だったのか。」と少しずつ理解できるようになりました。
知識と経験がつながった瞬間だったと思います。

本は目的に合わせて選ぶ
私は本を選ぶ時も、目的に合わせて使い分けています。
漫画・入門書
まずは全体像を理解するために読みます。
興味を持つことが一番の目的です。
図解本
イラストや図を見ながら仕組みを整理します。
文章だけでは理解しにくい内容も、図を見ることで頭の中が整理しやすくなります。
私が今でも印象に残っている一冊が『TCP/IPの絵本』(2003年初版)です。
ネットワークの仕組みをイラストで分かりやすく説明しており、「こういうことだったのか」と全体像を理解する助けになりました。
辞典・逆引き本
これは最初から最後まで読むものではありません。
実務で困った時に必要なページだけ開くための本です。
私自身も辞典を最初から読んだことはほとんどありません。
必要になった時に調べ、その積み重ねで知識を増やしてきました。
社内SEからの一言|頭を開いて考える
昔、勉強をしていた時に、どうしても理解できないことがありました。
その時、先生が真面目な顔でこう言いました。
「頭を閉じて考えるんじゃなくて、頭を開いて考えなさい。」
当時は意味がよく分かりませんでした。
今振り返ると、「分からないことだけを見続けるのではなく、一度全体を受け入れてみる」ということだったのだと思います。
仕事でも同じで、細かい部分だけに意識を向けるよりも、まず全体の流れを理解すると、その後の理解がずっと楽になります。
社内SEの仕事では、一つの分野だけを深く知っていれば良いという場面はあまり多くありませんでした。
パソコンやネットワーク、サーバー、ソフトウェア、プリンター、スマートフォンなど、幅広い分野について相談を受けることが多く、まずは「広く浅く知っている」ことが大きな強みになります。
必要になった時に専門書やメーカー資料で深く調べる。
この繰り返しが、私の社内SEとしての仕事のスタイルでした。
だからこそ、今回ご紹介した「まず全体像をつかむ」という勉強方法は、社内SE時代だけでなく、独立した今でも新しい知識を学ぶ時に役立っています。
まとめ
私は決して勉強が得意だったわけではありません。
だからこそ、自分に合った方法を探しながら学んできました。
ただし、この方法だけにこだわっているわけではありません。
ある程度知識がある分野なら最初から専門書を読むこともありますし、まったく知らない分野では漫画や動画から入ることもあります。
大切なのは、自分が理解しやすい入口を選ぶことです。
勉強方法には人それぞれ向き・不向きがあります。
私自身は、この方法で社内SE時代からさまざまな知識を身につけてきました。
もちろん、すべての人に合うとは限りません。
それでも、勉強方法でお悩みの方がいらっしゃれば、一つの考え方として参考にしていただければ嬉しいです。
いかがでしたでしょうか。
ほかにもITや業務改善、社内SE時代の経験について発信していますので、よろしければほかの記事もご覧ください。
次回は、何度も挑戦しながら結局続かなかったシステム手帳についてまとめてみたいと思います。
紙の手帳が悪いわけではありません。
私なりに試行錯誤した結果、現在のスタイルに落ち着くまでの経緯をご紹介します。
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